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学童に入所できれば安心?学童を1年で退所した理由

働き方

夫(サラリーマン)、妻(自営業)、長女(小学生)、長男(保育園)の4人家族です。


 長女(小学3年生)
 警戒心が強く、周りをよく観察するタイプ。慎重派。
 初めての場所/人/事に強めに緊張するタイプ

 長男(年長)
甘え上手。慎重派ではあるものの、楽観的(後に引かない)。
過集中の傾向有。 

長女の学童事情

時代に反し、私の住むエリアでは子供の数が増えています。申し込みをした際には、学童クラブに入れるかどうかとても心配でした。心配に反し、学童にめでたく入所が決定となったため、地域の学童に無事入所しました。

同じ学童に保育園時代のお友達がいたこともあり、警戒心が強いタイプの長女も目はうるんでいましたが、保育園時代のように泣いてしがみつくこともなく、初日から通うことができ、「これで大丈夫だ」とほっと胸をなでおろしたことを今でも覚えています。

スムーズに入所できたのにもかかわらず、結果1年ほどで長女は学童を退所することとなりました。フルリモートで働いているため、世に言う「小1の壁」とは少し事情が異なるかもしれませんが、我が家にとって、何が退所の原因となったのか、振り返りの意味も込めて、また少しでもご参考になれば幸いです。

退所した理由

①家に帰宅している子がいると子供が気づく

これは一般的にも「小1の壁」として言われている事だと思います。保育園時代は両親の送迎、かつ基本的に働いている家庭の子供が多数派だった為、(私の住む地域では待機児童も問題もあり、入園時には働いていないとほぼ入園できないエリア)家庭環境の事情違いに子供が反応することはありませんでした。もちろん年齢的な理解度もあるかもしれませんが、小学生になり「私は学校が終わった後、学童にいっているけど、どうやらそのまま帰宅している子もいる」ということに気づいてしまうんですよね。

警戒心が強い娘はとにかく家が大好きな子です。保育園や学校も行ってしまえばお友達もいますし、楽しい場所だとはわかっていても、「家にいられるのであれば、おうちにいたい」それが娘の希望です。また、ママが家で働いているというのにも気づいており、「早く帰りたい娘と」、「学童に行かせたい私」の攻防が毎日繰り広げられていました。

もちろん娘の繊細さは理解しているので、家が心の休まる場所となってくれているのは嬉しい限りではありますが、小学1年生がそのまま帰宅すると14時台、はやいと13時台で帰宅されてしまうので働いている親としては「学童にいってほしい」というのが率直な希望でした。

②学童クラブは閉まるのが早い!?

私の住むエリアの学童の開所時間は、12:30-19:00(平常授業時)です。「19時ならそんなに早くないのでは?」と思いますよね。私もそう思いました。

確かに、19時と記載されていますが、基本的には18時までです。なぜかというと、18:00から19:00は「延長利用申込」(別料金)が必要だからです。毎日延長利用するのは…と思う方が多かったからかわかりませんが、延長を使用しているお子さんをほとんどみかけませんでした。そのため18時までには迎えに行けないという家庭も多く、フルタイムで働いているご家庭は、サービスの観点だけでなく、開所時間からも民間の学童を利用している方がほとんどでした。

また通っていた学童は基本親の送迎ですが、学年が上がるにつれ、自分たちで帰宅するのも許されるようになります。親も子供に留守番をさせたりできるようになると、子供たちは外が明るいうちに自分たち(複数人でまとまって)で帰宅している子が多く、夏でも17時にはほとんどの子がいなくなってしまうんですよね。

17時過ぎると小学1年生~2年生のごくわずかな人数しか残っておらず、ガランとした印象。娘は当時小学校に入ったばかりで、精神的に不安定になっていた為か17時過ぎるのは嫌とひどく泣かれました。そのため、16時頃には家を出て、学童と保育園のお迎えをし、お迎え後に残った仕事を片付けていました。

③学校の臨時休校時は、学童も閉所

何気につらかったのがこちら。学校は以外にすぐお休みになるんですよね。強風や雨等、保育園は空いているような状況でも学校からはお休みの連絡が届きます。もちろん子供たちが自分たちで通っているので、安全の確保という意味では理解できます。ただ朝6時くらいに決定がされるので、通学の時間帯「これくらいは大丈夫では?」と思うようなことも何度かありました。

学校が臨時でお休みとなった場合、学童もお休みになります。急な学校のお休みに加え、学童もお休み。世の中の働いているご家庭はどうされているんですかね…と素朴な疑問が頭をよぎります。一方、民間の学童だと、判断が市町村ではなく、企業単位なのでもう少し柔軟に対応されていると感じました。(保育園時代のママ友ネットワークで仕入れた情報)

ちなみに急なお休み時我が家では、保育園時代のママ友の子も急遽預かったりしてプチ学童状態に。家で仕事をしていますが、お友達と遊んでくれていた方が多少仕事がはかどります。在宅勤務で良かったとは思いつつも、つらいなと感じる出来事でもあります。

④利用料金

民間の学童は10万前後~20万程度と高額。その分習い事もさせてくれたり、送迎もあったりとサービスはとてもいいですよね。我が家では3年後には弟もとなると、利用は無理だなと判断しました。

地域の学童クラブは市町村によって値段は異なりますが、比較的安いのが魅力。複数の人に聞いた限りで、一番安かったのは5,000円/1人。高くても1万円弱。ところが私の地域では2万円ほど。

もちろん値段という意味では、民間学童に比べると安いですし、質という意味では、他の地域のママから聞いた話を比べて、ただ見守るだけでなく、しっかり指導要領もあって指導員さんのレベルが高いことも実感していました。ただ2万円、それなら習い事させられるなあと…。平日は2時半~4時半、2時間しかいないしな~と。

まとめ

我が家は結局退所してしまいましたが、地域の学童自体は質も高く、とても満足していました。子供がもう少し外に出たいタイプであったら、きっと続けていたと思います。

子供のタイプと結局は、私が在宅勤務であったことそれが退所する理由であったと思います。

もちろん長期の休みになると、毎回「学童に入ったままにすればよかった!!」といいまで後悔する日もありますが、この決断でよかったと思う日がくればいいなと今は思っています。

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